鳥を撮りはじめると、誰もがこう思うのではないでしょうか。
「もっとでっかく撮りたい」
たとえ、そこそこ大きなサイズで撮れたとしても、たとえ、結構鮮明に撮れたとしても。家に帰ってプリントしたりすると、やっぱり「もっとよく見てぇーッ!」と、思ってしまう。底なし沼のように深い欲望に、ただ堕ちていくだけ。それが、人間の欲望というものです。
鳥を見る限り止むことのない、この「でっかく撮りたい欲」を満たす方法のひとつに「いいレンズといいカメラで撮る」という方法があります。バズーカ砲レンズと一眼レフカメラを買って、チカラワザで欲望を満たしてしまうのです。
なんか、典型的な鳥撮りハマリ道ですなぁ。でも写真撮影歴の長い方が、カワセミとの遭遇をきっかけに堕ちていくのは悪くことではないと思うのです。なんか、正しい物欲の深まり方、という感じで。
でも、そもそもデジカメで鳥を撮りはじめた経験すら半年程度しかない、鳥もカメラも素人の自分が、そーゆー世界に行ってしまうのってどうなんでしょう。こんなヘナチョコがシャッターを切り、「フィルムを感光させ、印画紙に物理的な記録を残してしまう」という行為が、そもそも許されないと思うのです。いや、あくまでも自分的に、ではありますが。
じゃあ、デジタル一眼に……という方向もないわけではないのですが、本体とレンズを合わせれば、クルマが買えてしまうぐらい高額の買い物をシュミのためだけにするのなんてそれこそ許し難い感じです(←執筆当時は、こんなふうに考えていたんだよなぁ。ほんの数カ月前なのに……遠い眼)。
とはいえ、もっとでっかく撮りたいという欲望が収まるわけではありません。むしろ、逆です。経済的にどうにもならないけど、どうにかしたい。欲望は巨大化する一方。ああ、どうすればいいのだ。
そんなふうに悶々としていたところ、デジカメにフィールドスコープや天体望遠鏡を接続して撮る方法、通称デジスコ(専門用語では「コリメート法」と言うらしいです)があることを知りました。Googleで検索すると、出てくる出てくる。中でも、たーぼ♪さんのサイトと、こんさんのサイトでは、たいへん詳しい解説がされています。
いまの自分の撮影環境があるのは、ひとえに上記のサイトを公開されている方々に代表される先駆者の皆さんが、ノウハウを蓄積・公開してくれていたことによります。でっかく鳥を撮りたい方は、ぜひご覧になってください。
えっ? 「じゃあ、そのサイトを見れば用は済む。こんなテキトーな文章を公開されても害しかない!」って??
そ、その通りかも! ああ、生まれてすいません……。
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